ミスター・ガラス 映画ファンは盛り上がってる!!
日本では上映規模もいまいちで、
熱心なフアン以外にはその公開さえ気づいてもらえていないミスター・ガラスですが、
ツイッターではなかなか盛り上がっているようです。
『ミスター・ガラス』M・ナイト・シャマラン監督、マーベル・DC映画のオファー断っていた ─ 「僕の作品はクセが強い」#ミスターガラス #M・ナイト・シャマラン #マーベル #DChttps://t.co/Z9yk3CS7kn
— THE RIVER (@the_river_jp) 2019年1月19日
シャラマニストと呼ばれる熱心なファンを生む、
自身の作品のクセの強さをよく自覚されているようです。
『ミスター・ガラス』の全米オープニング興収が週末4日間で最高7000万ドルに到達する見込みで、製作費2000万ドルを確保するために自宅を抵当に入れたM・ナイト・シャマランは家を手放さなくても大丈夫っぽい。 / “glass-m-…” https://t.co/kgezxIjZR6
— kirockyou (@kirockyou) 2019年1月16日
低予算映画とは言っても、
大スターのウィリスとサミュエルが出演しているへんは、
監督との信頼関係のおかげでしょうか。
『ミスター・ガラス』2chでの評価 https://t.co/QAslWBHQGD pic.twitter.com/2fG0Dnux0y
— しねそく (@cinesoku) 2019年1月19日
執念でミスターガラス観たけど…とんでもない大傑作…前2作未修の人は眼中に無いけど…シャマラン監督はやはり凄かった…
— あびちょ🚀 (@abita6u) 2019年1月19日
シャラマンの映画は、 いまや公開されるだけでも ファンにとっては祭りです。
大ヒットしたり、全然だったり、
ファンのいる映画監督としての彼の価値が
もっと広く認められるといいですね。
ミスターガラスのネタバレ
こんにちは。
今回は2019年1月18日に劇場公開された
ミスターガラスのネタバレ
と解説をお送りします。
本作品は、常に観客に驚きを与える作品を作り続けてきた
M.ナイト・シャマラン監督
の最新作です。
もしまだ映画をご覧になっていなくて
ネタバレをされたくない方は、ここで読むのをやめられた方がいいと思います。
よろしいですか?
それでは、ミスターガラスのネタバレと解説、始めますね。
ミスターガラスの一番幸せな鑑賞方法
僕がミスターガラスの一番幸せな観客だと思う人は、
①この映画のストーリーを知らない
②シリーズ作である前作(スプリット)、前々作(アンブレイカブル)も知らない
③監督のM.ナイト・シャマランのこともなにも知らない
そんな人です。
そんな人がこの映画を観て、
「なんだ、これは!!」
と驚くのが、
一番幸せな観客なのではないでしょうか?
この映画の最大のポイントは、ストーリーのヘンさであり、
それを最大限に味わうためには、作品自体の前情報はもちろん、シリーズの他の作品の情報も、
監督に関する情報もなにもない方がいいのです。
たしかに多くの映画ファンが、
「この作品は前作(スプリット)、前々作(アンブレイカブル)を観た人でないとわけがわからない怪作で、M.ナイト・シャマラン監督のファン(シャマラニストと呼ばれています)でないとついていけない、シャラマニスト用の一品だ」
と言っています。
僕もそれはそうだとも思うのですが、しかし、それ以上に、なにも知らない人がこれを観て、
作品を理解し、
楽しめたら、
それは生涯忘れられない映画体験になるだろう、と考えます。
シャラマニストの僕は、
この作品をそれくらい不思議な、他に類を見ない、SF、ファンタジー映画だと思っています。
ミスターガラスのネタバレ
ミスターガラスのストーリーの衝撃的な出来事をあげていきます。
①ダンの死
ブルース・ウィリス演じる不死身の男ダンは溺死します。
シリーズ第一作の「アンブレイカブル」で明かされていたように、
ダンは不死身の肉体を持ちヒーローですが、
水だけが弱点で、水中ではその力を発揮できません。
今回はその弱点をつかれ、溺死します。
②イライジャの死
ミスター・ガラスことサミュエル・L・ジャクソン演じるイライジャも死亡します。
頭脳派であるイライジャはその死後も企みを成功させるのですが、
彼自身のあまりにもろい肉体は、
24人格を持つ怪物ビーストことケヴィンに滅ぼされてしまいます。
ケヴィンが24の人格を持つ多重人格者になったキッカケである彼の父親の死が、
イライジャが企んだ列車事故によるものだったため、
イライジャはケヴィンに復讐されたのです。
③ケヴィンの死
ジェームズ・マカヴォイ演じる24人格を持つ男ケヴィンは
警察のスナイパーに射殺されます。
精神科医であるステイプルのもとに集められた3人の超人たちは、
みな、彼女が所属する組織の陰謀により葬られてしまいます。
ステイプルの組織は、
人類を越えた力を持つ者たちを管理、監視しており、
ダン、イライジャ、ケヴィンの3人は、
目立ちすぎて、組織にとって邪魔な存在だったのです。
④ステイプルの組織の陰謀は暴かれる
サラ・ポールソン演じる女医、ドクター・ステイプルが所属している組織の陰謀は、
実はすでにイライジャにはお見通しでした。
何者かが、超人の存在を隠ぺいしようとしている。
列車事故を起こしたことで、
自らがダンとケヴィンを生みだしたと自負する
生れながらのディランであるイライジャにとって
それは許せないことだった。
超人3人の死後、
あらかじめイライジャが準備していたように、
3人の超人の動画がネット上に拡散され、
世界に広まっていきました。
ステイプルたちの組織が世界から隠ぺいしようとしていた超人たちの存在が
ついに明るみにでたのです。
終わりに こんなヒーロー映画、他にないです。いまのところ
マーベルやDCのヒーロ映画が毎年何本も公開されるヒーロー映画全盛の現在、
ヒーローを題材にしながら、
こんなストーリーの映画を制作する人間は世界中で
だけですね。
しかも今回は映画の制作は全額
M.ナイト・シャマラン監督が自宅を抵当に入れて、
自前で用意したのだそうです。
いまやハリウッドでは大ヒットが予測されているこの映画、
ぜひ、世界中でヒットでして、
今後もM.ナイト・シャマラン監督には独自の世界を撮り続けてもらいたいと思います。